ウルトラマイカープランは高くてやめとけ?三菱のサブスクに潜むデメリットと罠
三菱自動車の「ウルトラマイカープラン」は、「自分で安いネット型任意保険を探せる人」や「少しでも安く車に乗りたいベテランドライバー」には全く不向きな、割高感のあるサービスです。任意保険や充実したコネクティッドサービス(テレマティクス機能)が強制的にパッケージ化されているため、純粋な車両リース代金と比較して月額料金が高く見えるからです。
しかし、初めて車に乗る若葉マークのドライバーや、万が一の事故で保険料が跳ね上がるリスクを恐れる層にとっては、月額固定で安心を買える最強の盾となります。本記事では、この手厚すぎるがゆえのデメリットを徹底解説します。
高い?ウルトラマイカープランの4つのデメリットと罠
三菱自動車が展開する「ウルトラマイカープラン」は、単なる車の貸し出しサービスではありません。車両本体の代金や各種税金に加えて、定期的な車検代、日々のメンテナンス費用、そして何より非常に手厚い内容の任意保険(自動車保険)までが、すべて一つにまとまった月額定額のサブスクリプションサービスです。
一見すると、車に関する面倒な手続きや突発的な出費をすべてお任せできるため、非常に便利な仕組みに見えます。しかし、この「すべてが一つにまとまっている(全部入り)」という構造そのものが、車の乗り方や保険の選び方にこだわりのある特定の条件を持つ人にとっては、大きなデメリットを生み出す原因となっています。

なぜ一部で「高くてやめとけ」という声が上がるのか、その理由を4つの視点から深く掘り下げていきます。
デメリット1:任意保険や付帯サービスが強制パッケージのため月額総額が高い
一般的なカーリース会社が提供している基本プランの場合、月額料金に含まれているのは「車両代金」「自動車税などの各種税金」「自賠責保険(公道を走るためにすべての車に加入が義務付けられている最低限の保険)」のみであることがほとんどです。この仕組みの場合、ユーザーは自分自身のライフスタイル、予算、そして運転の頻度に合わせて、安価なネット型(ダイレクト型)の任意保険を自由に比較検討し、別途契約することができます。
しかし、ウルトラマイカープランでは、この任意保険が最初から月額料金の中に強制的に組み込まれています。しかもその内容は、対人賠償(事故の相手への補償)・対物賠償(相手の車やモノへの補償)・人身傷害(自分や同乗者のケガへの補償)がすべて「無制限」という、市販の保険の中でも最上級クラスに手厚いものです。
さらに、単なる保険だけでなく、「あんしん運転サポート」と呼ばれる独自のコネクティッドサービスが基本付帯しています。これは、通信機能を備えた専用のドライブレコーダーを通じて、事故を防ぐための支援や、事故時の緊急通報を行うシステムです(※自動発報機能付きのドライブレコーダーについては、設定から外すことも一応可能とされていますが、基本パッケージの根幹をなすサービスです)。
これらのサービスは、「何も考えずに最高の安心を得たい」という人には最適です。しかし、「自分はあまり人を乗せないから人身傷害の金額は低くていい」「ドライブレコーダーはネット通販で安いものを買って自分で取り付けるから不要だ」といった、必要な補償だけを選んで維持費を極限まで節約したい人にとっては、大きな罠となります。

自分にとっては不要なサービスまで強制的に買わされている状態になるため、他社のシンプルなカーリースと比較した際に、毎月の支払総額がどうしても割高に見えてしまうのです。
| 比較項目 | 一般的な格安カーリース | ウルトラマイカープラン |
| 車両代・税金・自賠責 | 月額料金に含まれる | 月額料金に含まれる |
| 車検・メンテナンス | 別途実費、または有料オプション | すべて基本料金に含まれる |
| 任意保険 | 自分で安い保険を探して別途契約 | 最上級の保険が強制付帯される |
| ドライブレコーダー等 | 自分で市販品を購入・設置 | 専用機器と通信サービスが標準装備 |
| プランの柔軟性 | 予算に合わせて極限まで削れる | パッケージ化されており削れない |
| 月額料金の印象 | 表面上の金額は非常に安く見える | すべて込みのため最初から高く見える |
このように、自分で工夫して節約する余地が全く残されていないという硬直性が、総額の高さに対する不満に直結しています。
デメリット2:無事故を続けても等級ダウン・アップの概念がなく、保険料が安くならない
自動車保険の料金を決める上で最も重要な要素が、「ノンフリート等級」と呼ばれる1等級から20等級までの割増引制度です。初めて保険に加入する際は通常6等級からスタートし、1年間無事故で過ごせば翌年は7等級へと上がり、保険料が少し安くなります。これを何十年も繰り返し、最高の20等級に到達すると、保険料は最大で60%以上も割引されるというシステムです。
ところが、ウルトラマイカープランに付帯している専用の任意保険には、この「お客様自身の等級」という概念がいっさい適用されません。

契約者の年齢が何歳であっても、これまでの運転歴がどれだけ長くても、一律でプラン専用の保険の仕組みが適用されます。
これは裏を返せば、現在すでに20等級を持っており、非常に安い掛け金で充実した任意保険に加入できている優良なベテランドライバーにとっては、これまでに何十年もかけて積み上げてきた「無事故の実績(割引率)」という財産を、契約期間中は全く活かせないことを意味します。
| ドライバーの状況 | 一般的な任意保険の保険料 | ウルトラマイカープランの保険料 |
| 18歳の新規契約者(6等級) | 事故リスクが高く、非常に高額 | 年齢に関わらず定額に含まれる |
| 50歳の優良ドライバー(20等級) | 大幅な割引が適用され、非常に安い | 等級の割引が適用されない |
安全運転を続けることで、将来的に毎月の維持費を少しずつ下げていきたいと考える人にとって、月額料金が契約期間中ずっと固定されたままで一切安くならない点は、長期的な視点で見ると明確なデメリットと言えます。
デメリット3:三菱自動車の指定車種のみで、他メーカーと比較できない
ウルトラマイカープランは、メーカーである三菱自動車自身が提供する公式の定額サービスです。そのため、当然のことではありますが、選べる車は三菱のラインナップ(eKクロスやデリカなど)に限られます。
近年、急速にシェアを伸ばしている独立系のカーリース会社では、「国内の全メーカー・全車種から好きな車を選べる」という自由度の高さを最大のウリにしています。例えば、「軽自動車に乗りたい」と考えたとき、独立系カーリースであればホンダのN-BOX、ダイハツのタント、スズキのスペーシア、そして三菱のeKスペースを横並びにして、デザイン、燃費、室内の広さ、そして毎月のリース料金をじっくりと比較検討することができます。
しかし、ウルトラマイカープランでは「他社のあの人気車種も気になるけれど、まとめて同じプランで比較したい」という要望には応えられません。最初から「絶対に三菱のこの車に乗りたい」という明確な意思が固まっていない限り、選択肢の狭さに窮屈さを感じてしまう可能性があります。

車選びの楽しさや、他社との徹底的な比較を通じて最良の一台を見つけたい人にとっては、メーカー系サブスクリプション特有の縛りが足枷となります。
デメリット4:原則として途中解約は不可であり、高額な違約金が発生する
これはウルトラマイカープランに限らず、カーリースという契約方式全体に共通する最大の注意点ですが、このプランもあくまで「自動車リース商品」という位置づけです。そのため、契約時に設定した36ヶ月(3年)、48ヶ月(4年)、60ヶ月(5年)といった期間の途中で、原則として自分の都合で解約することはできません。
人生には予期せぬライフスタイルの変化が必ず訪れます。
例えば、結婚や出産で家族が増えて軽自動車では手狭になったり、転勤で車が不要な都市部へ引っ越すことになったり、あるいは高齢になって免許の返納を決意したりすることもあるでしょう。そうした「車が急に不要になった」「もっと大きな車に乗り換えたくなった」という個人的な理由で途中解約を申し出た場合、非常に厳しいペナルティが待っています。
具体的には、残りの契約期間に支払う予定だったリース料金の総額と、契約時に設定した車の想定残存価値(残価)を合わせた金額から、未経過分の費用などを差し引いた高額な中途解約金(違約金)が一括で請求されるリスクが伴います。
三菱自動車の公式な案内でも、期間途中の解約に関する詳細や具体的な違約金の金額については一律の規定が明記されておらず、個別に販売店へ問い合わせる必要があるとされています。
このように、数年先の将来の状況変化に対する柔軟性が著しく低い点は、月額定額というメリットの裏に潜む重いデメリットです。契約を結ぶ前に、「指定した期間、本当にこの車に乗り続けることができるのか」を慎重に見極める必要があります。
自損事故による全損・強制解約の恐怖
カーリースを利用するうえで、絶対に知っておかなければならない最大の落とし穴があります。それが、「車を全損(修理不可能な状態、または修理代が車の現在の価値を上回る状態)にしてしまった場合の末路」です。
リース契約中の車は、あくまでリース会社(三菱自動車側)の所有物であり、契約者はそれを借りているに過ぎません。もしあなたが運転操作を誤ってガードレールに激突するなどの自損事故を起こし、車が廃車になってしまった場合、その時点で車を返却できなくなるため、リース契約は「強制的に解約」となります。

恐ろしいのはここからです。
車が手元からなくなるだけでなく、残りの期間に支払う予定だったリース料金の全額と、契約終了時の車の想定価値(残価)を合わせた莫大な金額が、違約金として一括で請求されるのです。
自分で別途安いネット型任意保険に入っていたとしても、保険料をケチって「車両保険」を外していたり、補償金額が低く設定されていたりすると、この数百万円単位の違約金を完全に自己資金(貯金や新たな借金)で賄わなければならなくなります。
この「全損による強制解約と借金だけが残る恐怖」については、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、リース契約を結ぶ前に必ず目を通しておいてください。
▶カーリースで自損事故を起こし全損・廃車になるとどうなる?強制解約と違約金の恐怖
一般的なカーリースでこの恐ろしい事態を回避するためには、「リース契約専用の非常に充実した特約付き車両保険」を自分で探して追加加入しなければならず、結果的に毎月の支払いが大きく跳ね上がってしまうというジレンマに陥ります。
しかし、次項で解説するように、ウルトラマイカープランには、この最大の恐怖を完全に無力化する圧倒的なメリットが最初から備わっているのです。
高い料金を払う価値がある!ウルトラマイカープランの圧倒的メリット
ここまで解説してきた通り、ウルトラマイカープランは自由度が低く、月額料金が高く見えるという側面があります。しかし、その「高さ」には明確な理由があり、車を運転するうえで発生する特定のリスクに対しては、他に類を見ないほどの強力な防具となります。

ここでは、高い料金を払ってでも加入する価値がある、圧倒的なメリットを紐解きます。
事故を起こして保険を使っても、リース期間中の月額料金が一切上がらない
ウルトラマイカープランに強制付帯されている任意保険の最大の強みは、「万が一事故を起こして保険を何度使ったとしても、リース契約期間中であれば毎月の定額料金が1円も上がらない」という点に尽きます。
通常の自動車保険の場合、事故を起こして保険を使って車を修理したり、相手に賠償金を支払ったりすると、翌年の更新時に「3等級ダウン」などの重いペナルティが課せられます。これにより、翌年からの保険料が数万円から十数万円単位で一気に跳ね上がり、さらに「事故あり係数」という不利な計算式が数年間にわたって適用されるため、高い保険料を長期にわたって支払い続けなければなりません。
特に10代から20代前半の若いドライバーの場合、もともとの保険料が年間十数万円と非常に高額なため、一度の事故による等級ダウンは家計にとって致命的なダメージとなります。
しかし、ウルトラマイカープランの保険は個人の等級に依存しない特別な仕組みを採用しているため、事故による等級ダウンによる保険料高騰というペナルティが実質的に存在しません。対人賠償、対物賠償、人身傷害という「トリプル無制限」の最強クラスの補償を、事故後も追加負担なしで維持し続けられるのです。
さらに、このプランには事故修復歴に対する補償も含まれています。通常のリースであれば、事故で車に修復歴(いわゆる事故車扱い)がついてしまうと、返却時に車の価値が下がった分のペナルティを請求されることがありますが、このプランではそうした心配も軽減されます。
この「事故後の保険料高騰リスクを完全に排除できる」という1点だけでも、運転に不安がある初心者や若いドライバーにとっては、多少月額が高く見えても選ぶべき圧倒的な理由になります。
テレマティクス機能による運転診断と見守りサービスがもたらす究極の安心感
もう一つ、ウルトラマイカープランを特別な存在にしているのが、標準付帯されている「あんしん運転サポート」です。これは、単に車を提供するだけでなく、「テレマティクス」と呼ばれる最新の通信技術を活用して、ドライバーの安全を常時見守る機能です。
※テレマティクスとは、「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報工学)」を組み合わせた言葉です。自動車に通信システムを搭載し、車の状態や走行データをリアルタイムでやり取りすることで、様々なサービスを提供する技術のことを指します。
このプランでは、専用の通信機能付きドライブレコーダーが車に設置されます。この機器はただ前方の映像を録画するだけではありません。以下のような画期的なサービスをワンストップで提供してくれます。
| テレマティクスの主な機能 | サービスの詳細とメリット |
| 事故時緊急通報機能 | 万が一大きな衝撃を感知する事故が起きた場合、ドライブレコーダーから自動的に専用のコールセンターへ繋がり、オペレーターが状況を確認します。 必要に応じて救急車や警察の手配を代行してくれるため、パニック状態で自分から電話ができない状況でも命を守る命綱となります。 |
| 安全運転診断機能 | 急ブレーキ、急ハンドル、急加速などの運転データを常に分析し、安全運転の度合いを診断してレポートしてくれます。 これにより、ドライバー自身の運転のクセを客観的に把握し、事故を未然に防ぐ意識付けができます。 |
| 事故防止支援機能 | 危険な運転状況を察知した際に、音声などでドライバーに注意を促し、事故の発生を未然に防ぐサポートを行います。 |
この機能は、特に以下のような環境にある人にとって絶大な効果を発揮します。
高齢の親にどうしても車に乗ってほしいが、アクセルとブレーキの踏み間違いなどの事故が心配な家族。あるいは、免許を取り立ての子供が一人で長距離運転をする際の不安を拭い去りたい親御さん。こうした方々にとって、この「車が常に見守ってくれており、万が一の時はプロがすぐに対応してくれる環境」は、単なる金銭的な損得には代えられない、究極の安心感を提供してくれます。
ウルトラマイカープランのミスマッチ診断
どんなに優れたサービスであっても、利用する人のライフスタイルや価値観によっては、不満の原因となります。あなたがウルトラマイカープランを選ぶべきか、それとも他社のシンプルなカーリースを選ぶべきかを明確にするためのミスマッチ診断を実施します。
契約すると「無駄な出費」で後悔する人の特徴
以下の項目に当てはまる人は、ウルトラマイカープランの「全部入り」という特徴が完全に裏目に出てしまい、総額の高さに後悔する可能性が非常に高いと言えます。
- すでに20等級などの高い等級を持っており、保険料が極めて安い人
現在の安い保険料を維持したまま、車両本体代金のみのシンプルなカーリースを契約したほうが、毎月のトータルコストは圧倒的に安く抑えられます。 - 補償内容を極限まで削ってでも、とにかく月々の支払いを最安値にしたい人
「自分は運転が上手いから車両保険は不要」「搭乗者への補償も最低限でいい」といったカスタマイズが一切できないため、過剰な補償による費用の無駄を毎月感じてしまいます。 - 三菱以外のメーカーの車(ホンダN-BOXやトヨタヤリスなど)にどうしても乗りたい人
三菱車のラインナップの中に心から乗りたい車がない場合は、妥協して契約するべきではありません。最初から全車種対応のカーリースを選ぶべきです。 - リース期間終了後に、乗り慣れた車をそのまま買い取って自分のモノにしたい人
ウルトラマイカープランは契約満了時に必ず車を返却しなければならない仕組みであるため、将来的な買い取りを前提としている人には根本的に適していません。
上記の条件に複数当てはまり「自分にはこのプランは合わないかもしれない」と感じた方は、不要なサービスを省いて徹底的にコストを下げられる他社のカーリース会社と比較検討することを強くおすすめします。

以下の記事で、あなたの目的や予算にぴったり合う優良リース会社を見つけてください。
▶【目的別】失敗しないカーリースおすすめ比較!あなたの条件をクリアする優良会社はここだ
ウルトラマイカープランが最も安上がりで安心できる人の特徴
一方で、以下の項目に当てはまる人にとっては、ウルトラマイカープランのデメリットは完全に消滅し、「一見高く見えるが、実は最も合理的で安上がりな究極の選択肢」へと変わります。
| おすすめな人の特徴 | なぜウルトラマイカープランが最適なのか |
| 初めて車に乗る若年層(10代〜20代)のドライバー | 年齢が若く等級がない新規契約の場合、一般的な任意保険(特に手厚い車両保険付き)は驚くほど高額になります。 年齢条件不問で一定の保険料が組み込まれている本プランなら、トータルの出費が安く済むケースが多々あります。 |
| 過去に事故を起こし、現在の保険料が跳ね上がって困っている人 | 自身の等級がリセットされ、プラン専用の保険が適用されるため、現在の高い保険料から逃れて手厚い補償を受けられる救済措置になり得ます。 |
| 車の手続きや維持管理を一切したくない人 | 自動車税の納付書が届くこともなく、車検のたびにまとまったお金を用意する必要もありません。 すべてが窓口一つで完結し、毎月定額を口座から引き落とされるだけのシンプルさを求める人には最適です。 |
| 高齢ドライバーや、運転に自信がない家族の安全を見守りたい人 | 通信型ドライブレコーダーによる緊急通報や運転診断機能が、パニック時の命綱となります。この機能のためだけにお金を払う価値があります。 |
まとめ
三菱自動車の「ウルトラマイカープラン」は、無駄を削ぎ落として安さを極限まで追求するようなサービスではありません。むしろ、充実すぎるほどの任意保険と先進のコネクティッドサービスを強制的にパッケージ化することで、車を所有するうえで発生する「あらゆる不安や面倒」をお金で解決する、いわば「完全防備の盾」を提供するサブスクリプションです。
長年無事故を続けているベテランドライバーや、自分で安いネット保険を見つけられる情報感度の高い人にとっては、等級の恩恵を受けられず過剰装備で割高に見えるため、どうしても「やめとけ」という評価になりがちです。
しかし、保険料が割高になりがちな若葉マークのドライバーや、事故による保険料高騰リスクを完全に排除したい人、そして遠方に住む家族の運転を最新技術で見守りたい人にとっては、この「月額固定で絶対的な安心を買える仕組み」にこそ真の価値があります。
自分自身のライフスタイルや運転経験、そして「車に対して何を最も重視するか(とにかく安さか、絶対的な安心感か)」を冷静に見極めることが、リース選びで後悔しないための絶対条件です。
もしカーリースそのものの仕組みや選び方にまだ迷いや不安がある場合は、ぜひ以下の完全保存版の記事も参考にし、あなたにとって後悔のない最高の一台を見つけ出してください。
▶【完全保存版】失敗経験者が教える!後悔しないカーリースの選び方とおすすめ比較
ウルトラマイカープランに関するよくある質問
最後に、ウルトラマイカープランの契約を具体的に検討する際によく寄せられる、疑問や不安を解消するための情報をまとめました。
Q. リース期間終了後に車を買い取ることは可能ですか?
A. いいえ、車の買い取りはできません。原則として返却となります。
カーリースの契約方式には、最後に車を買い取れるタイプ(オープンエンド方式など)と、買い取れないタイプ(クローズドエンド方式など)がありますが、ウルトラマイカープランはあくまで「自動車リース商品」という厳密な位置づけになります。
そのため、残価設定型ローン(スーパーマイカープランなど)のように、最終的に残価を一括で支払って車を自分の所有物にするといった選択肢は用意されていません。設定したご利用期間(36ヶ月・48ヶ月・60ヶ月)が満了した際は、必ず車両を三菱自動車側に返却し、新たな契約で次の新車に乗り換えるか、そのまま車に乗ることをやめるかの選択となります。愛着が湧いた車に長く乗り潰したいと考えている方や、いずれ自分の資産にしたいと考えている方には向いていない仕組みです。
Q. 現在持っている任意保険の高い等級(20等級など)の中断証明書は発行できますか?
A. はい、現在の保険会社で「中断証明書」を発行し、高い等級を長期間保存しておくことが可能です。
ウルトラマイカープランでは専用の自動車保険が強制適用されるため、あなたが現在育ててきた高い等級(割引率)をリース期間中に使用することはできません。しかし、だからといってこれまでの安全運転の実績が無駄になるわけではありません。
現在加入している自動車保険の解約手続きを行う際に、保険会社に「中断証明書」の発行を依頼してください。この中断証明書を発行しておくことで、現在の等級を原則として最長10年間はそのまま保存(凍結)しておくことができます。
※注釈:中断証明書を発行するためには、現在の保険の等級が7等級以上であることや、車を手放す(廃車・譲渡・リース契約への乗り換えで既存の車を返却するなど)といった特定の条件を満たしている必要があります。
将来、ウルトラマイカープランの利用をやめて再び自分で車を購入したり、保険を自由に選べる通常のカーリースに乗り換えたりする際には、この中断証明書を使うことで、10年以内であれば以前の等級を引き継いだ状態で、安く保険を再開させることができます。 ただし、手続きの期限には厳格なルールがあり、保険の解約日または満期日から13ヶ月以内などの制限があるため、リース契約に切り替えるタイミングで忘れずに現在の保険会社へ発行を依頼することが非常に重要です。
Q. 月額料金に含まれているメンテナンスを他社の工場で受けることは可能ですか?
A. 原則として、三菱自動車の販売店(ディーラー)など指定された専門スタッフのもとで受けることになります。
月額料金に含まれている車検や定期メンテナンスは、三菱自動車の車を知り尽くしたプロの専門スタッフが対応することが前提となっています。街のガソリンスタンドや格安車検チェーンなどに自由に持ち込んで、そこでの費用を三菱自動車に請求するといったことはできません。
一見すると不自由に感じるかもしれませんが、これには車を安全に維持するうえで大きなメリットがあります。メーカーの看板を背負った正規ディーラーでの整備となるため、純正パーツを使用した常に高い品質のメンテナンスが約束されます。。また、通常は新車登録から一定期間で切れてしまうメーカー保証を、さらに2年間延長できる「つく²保証Ⅰ」というサービスが標準で付帯しています。近年の自動車はコンピューター制御やセンサー技術が高度化しており、電子部品のトラブルやエンジン系の故障など、安価な工場での通常のメンテナンスではカバーしきれない予期せぬ高額修理のリスクが高まっています。この延長保証があれば、そうしたリスクからも長期間守られます。
どこで整備を受ければいいか迷う必要がなく、すべてをメーカーのプロに丸投げできるという点で、車に詳しくない人でも常に安全な状態を維持できる設計になっています。
